初診1万円!?大病院の初診料はなぜ高いのか?良い個人病院の探し方!

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「大病院の初診1万円」

どうやら2016年から大病院(大学病院)での初診にかかる費用
大幅アップしてしまうらしいんです。

もっとも、地元の個人病院から紹介状を書いてもらって
大病院に行く場合は問題ありません。

  • 個人病院などの紹介状なしで、
  • 大病院に行った場合
  • 初診の費用として定額自己負担「1万円」取られる

ということみたいなんですよ。

う〜ん、初診で1万円は何となく高い気がします・・。

でも、私もそうでしたが「大病院で初診にかかるお金」って何?
って聞かれると意外と答えることができませんよね。

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「大学病院に行くのになんで個人病院の紹介状が必要なの?」

「大学病院の初診料ってナンデあんなに高いの?」

「ただの風邪で大学病院に行ってはいけないの?」

あなたもこのような疑問を持ったことが
あるのではないですか?

そこで大病院の初診にかかる際のポイントについて
簡単にまとめてみました。

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大病院の初診費用が高いのはなぜ?

大病院(「杏林大学医学部付属病院」)の紹介動画↓

大病院の初診費用についてお話する前に、

そのベースとなる「大病院とは何か?」
についてお話させて下さい・・。

大病院とは、
入院用ベッド数が200床以上の病院のことをいいます。

  • 東京女子医科大学病院
  • 慶応義塾大学病院
  • 日本大学医学部附属板橋病院

などの大学病院が代表的な大病院です。

大病院の本来の目的とは?
救急や重篤患者に関する専門医療を行うこと。

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大病院は救急や重篤患者についての専門医療に専念したいんですね。

だから、風邪などの軽症患者には地元の個人病院に行って欲しい・・・。

そこで、地元の個人病院の紹介状がない人からは
特別料金を徴収することで、まずは地元の
個人病院から受診するように誘導を図ったのです。

この制度が「特定療養費制度」で、1996年の健康保険法改正で
導入されました。

特別療養費(大病院の初診にかかる特別料金)の相場は?
平均2000円前後(2013年統計)。これは保険外という扱いで、いわゆる「初診料(3割負担の人で810円)」とは別に病院が定めた金額を支払わなければなりません。例えば、東京女子医科大学病院では保険外併用療養費という名目で8,640円の特別料金が設定されています。

「特別療養費制度があるならそれで十分じゃないの?」

いいえ。特別療養費制度があるにもかかわらず、
初診患者の56%は紹介状なしで大病院を選んでいる
というデータがあるんですよ。

日本人は大病院が大好きなんですね。

「このままじゃ大病院の意味がない・・・」

「専門医療を本当に必要としている人への診療体制を
整えることができない・・・」

「風邪なんかで気軽に大学病院に来るのはやめてもらいたい」

ということで、個人病院の紹介状を持たずに大病院に来る人には、
初診1万円の定額負担を求めよう、という議論がされているわけです。

1万円が有力ですが、2万円や3万円という案もあるようですよ。

どうです?

「1万円は高すぎるだろ」

と思いますか?

私も正直、初診で1万円は高いと思います。
でも、制度で決まってしまったらどうしょうもないですよね。

だったら・・・

個人病院で紹介状をもらってから大病院に行けば良いのでは?

  • 個人病院での初診料810円(3割負担の人で)
  • 紹介状代740円
  • 大病院での初診料810円

合計2,360円の初診料で個人病院と大病院の2人の医者を
利用することができます。

良い個人病院とは?

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「良い個人病院がわからないから大病院に行ってるんだよ」

そうなんですよね・・・。

私もそうでした。

でも大丈夫。
良い個人病院を見分けるポイントがあるんです。

良い個人病院=ダメな個人病院の特徴がない病院

ダメな個人病院の6つの特徴

  • ホームページがイイ加減
  • すいている
  • 待合室が豪華すぎる
  • 最新設備がありすぎる
  • 規模に比べて診療科目がやたらと多い
  • 若い看護師ばかり

これらはダメな個人病院の特徴ですが、
その逆が良い個人病院ということになります。

どうです?

なんとなく良い個人病院(ダメな個人病院)の
イメージがつかめたでしょうか?

最新設備がたくさんある個人病院・・・
でも・・・最新設備がたくさんあるのは良い病院なんじゃないの??

はい。私も「最新設備がたくさんある=良い病院」と思っていました。

でも、医者の友人に話を聴くと
一概にそうでもないみたいなんですよ。

「早く元を取りたい」

高額な医療設備を導入すると、
その設備をいかに上手く使いこなすかよりも
「なるべくたくさん使う」
ことが目的になってしまうことが多いとか・・・。

最新設備があることと医者がその設備を
使いこなせているかどうかは別なんですね。

特に「個人病院」⇒「大病院」として
個人病院を考えた場合、最新設備の有無よりも
医者の人間性や能力の方が重要だと思いませんか?

良い個人病院を見つける。
アナタの症状をキチンと先生に説明する。
その先生が「アナタは大病院での検査が必要です」
と判断したら大病院を紹介してもらって最新設備による検査を受ける。

遠回りに感じるかもしれませんが、
良い個人病院を見つけてそこの先生を信頼することで
健康リスクをかなり低くすることができるはずです。

大切なのは、良い個人病院を見つけること。
個人病院を探すときは上記の6つのチェックリスト
アタマに入れて探して下さいね。

良い病院悪い病院について詳しく知りたい場合は↓

「総合診療医」とは?
患者の様々な症状をみて大病院に紹介する。そんな役割が期待されているのが「総合診療医」です。2018年度をメドに専門医としての導入が検討されています。

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