2014年のワールドカップ、日本代表の試合も開幕しました。
日本代表は初戦のコートジボワール戦で1−2で敗れ、
勝ち点0で第二戦のギリシャ戦へ。
う〜ん、本当に残念でしたね。
最低でも勝ち点1(引き分け)が欲しかったところです。
ただ、第二戦のギリシャ、第三戦のコロンビアに勝利すれば大丈夫です!
得失点差になる可能性もありますが、とにかく勝ち点6(2回勝つ)を取ればOK。
まずは、ギリシャ戦ですね。
日本が自力でグループリーグの突破を決めるためには、
第二戦のギリシャ戦は絶対に勝利(=勝ち点3)が必要です。
ギリシャ戦:6月20日(金)午前7:00キックオフ(日本テレビで放送)
金曜日の朝7時キックオフなので、
有給休暇を取得して会社を休む会社員の人も多いかもしれません。
今回は、勝敗の予想について、
「ブックメーカーの勝敗オッズは?どっちが強いの?」
「FIFAランキングはどっちが上なの?」
「日本はどうすれば勝てるのか?」
などなど、まとめてみました。
その前に…
「ギリシャが韓国に0−2で負けた試合を観て、ギリシャの弱点を分析します」
という人は…
韓国VSギリシャ戦(2014年3月)の動画はこちら↓
いかがでしたか?イメージは湧きましたか?
では、いってみましょう。
日本VSギリシャの勝敗オッズ(「SBOBET」)6月15日現在
まずブックメーカーのオッズですが、
日本ーギリシャの勝敗オッズ
- 日本勝利:2.23倍
- ギリシャ勝利:3.05倍
- ドロー:3.40倍
大差ではありませんが、オッズ上は、
「日本の方が強い」「日本が勝つ可能性が高い」とされていますね。
日本とギリシャ、FIFAランクはどっちが上なの?
日本のFIFAランキングは46位。
ギリシャのFIFAランキングは12位。
FIFAランキングではギリシャの方が34位も上にランク付けされています。
FIFAランキングでは「ギリシャの方が強い」とされているわけですね。
ただ、ギリシャは内弁慶で有名です。
欧州での成績が良いから、FIFAランキングが高いだけとも言えます。
「ギリシャは欧州のどのチームも倒せると思うけど、南米やアジアの相手に対してはそうではない」
という意見がギリシャサポーターから出ているぐらいなんですね。
実際、欧州では堅守で有名なギリシャですが、
韓国(FIFAランキング57位)に0-2と2失点を喫し完敗しています。
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日本がギリシャに勝つためには、どうすれば良いの?
日本がギリシャから得点を取るためには?
「ギリシャのCB(センターバック)はスピードがないから、日本のような細かいパスワークには弱いだろう」
前日本代表監督の岡田武史さんはそうコメントしています。
確かに、ギリシャDFは身長が高くフィジカルも強いですが、
敏捷性(アジリティ)はありません。
本田、香川、長友などが行う近距離でスピードのあるパス交換にはついてこれないはずです。
コロンビア戦でもプレス直後のバイタルエリアにスペースができてしまい、
そのスペースを簡単に突かれて失点していました。
FW岡崎慎司のDFラインの裏に飛び出す動きでギリシャDF陣を混乱させつつ、
本田&香川の細かいパスワークでチャンスを作ればOKです。
あとは、ギリシャ戦に限りませんが、セットプレーですね。
組織的な守備陣も直接FKなどのセットプレーに対しては無力です。
これも、バイタルエリアでの素早いパス交換でファールを誘うプレーが重要です。
コートジボワール戦では見れなかった、本田圭佑のフリーキックを見てみたいところですね。
日本がギリシャから失点しないためには?
「日本が得点する方法は分かったけど、向こうの攻撃はどうなの?」
ギリシャの得点力は低いです。
この数年、先制されて逆転した試合はほとんどありません。
FWミトログルの調子も悪く、カウンターに威力はあまりありませんし、
怖いのはセットプレーぐらいです。
長身の選手が多く、セットプレーからの得点の割合は高いので要注意ですね。
ギリシャ戦の要注意選手など
ギリシャの国旗
ギリシャ戦の要注意選手
ギリシャ戦の要注意選手をピックアップしました。
- FWコンスタンティノス・ミトログル(フラムFC)
- FWディミトリス・サルピンギディス(PAOKサロニカ)
- DFソクラティス・パパスタソプーロス(ボルシア・ドルトムント)
ギリシャのフォーメーションは基本的に、4−1−2−3。
欧州予選では10試合中8試合で相手を完封した、堅守と、
そこからの速攻(カウンター)が特徴のチームです。
まず、FWのミトログルは調子を落としていますが、センターFWでエースですね。
FWサルピンギディスは堅守速攻の”速攻”のための重要な右ウイングです。
そして、DFパパスタソプーロスは堅守速攻の”堅守”を象徴する選手。
現在、ドイツのドルトムントの中心選手という実力の持ち主で、最終ラインを組織的に統率します。
- W杯出場回数:3回目(2大会連続)
- 監督:フェルナンド・サントス(ポルトガル人)
- 人口:約1132万人(2011年)
- 首都:アテネ
- 公用語:現代ギリシャ語
日本-ギリシャ戦の予想まとめ
私は、日本3-1ギリシャで日本の勝利と予想します。
両チームとも勝ち点3が必要ですが、そのために必要なのが「点を取ること」です。
ギリシャは「堅守で接戦に強い」がウリのチームですが、
初戦に0-3と大差で敗れたことでスタイルを変えざるを得ないはず。
ギリシャのサントスが監督がどんな戦術、システムを選択するのか?
勝利だけではなく、1点でも多くの得点が欲しいため、
ギリシャが積極的に得点を奪いに来るのは間違いありません。
でも、それはギリシャ本来のスタイルではないため、
ギリシャの強固な守備陣にもほころびが生まれるはずです。
実際、韓国に0−2で敗れた試合でも、攻守の切り替えのタイミングで失点していますしね。
一方、日本はポゼッションサッカーを志向してきたので、
「自分から得点を取りに行く」ことは本来のスタイルです。
日本は本来のスタイルで、相手のギリシャは慣れないスタイル。
3点は取れると思います。
コートジボワール戦ではラインが下がり、選手間の距離も遠くなり、
ショートパスを繋ぐ日本の攻撃スタイルが鳴りを潜めてしまいました。
高温多湿の環境&雨でピッチが重くなっていたことで、体力が奪われたことが理由の一つ。
戦術的には、相手チームの両サイドバックの押し上げで、香川や岡崎が守備に追われたことが一つです。
前者については慣れの問題もあると思いますが、
後者については対応が可能ですよね。
ギリシャ戦では本来の日本のパスサッカーを見せてくれると思います。