7月18日、男子ゴルフの今季メジャー第3戦。

2013年の全英オープンゴルフ（第142回全英オープン選手権）
が開幕します。

日程は、 7月18日、7月19日、7月20日、7月21日。

地上波では、テレビ朝日が独占放送の予定ですね。

全英オープンゴルフの開催コースってどんなコース？

全英オープンゴルフ最大の特徴は、

ゴルフの原点「リンクスコース」

にあると言われます。

リンクスコースとは、人の手を加えていない

「”あるがまま”の自然の状態」

を残したゴルフコースのことをいいますが、

全英オープンゴルフは開催コースは全て
リンクスコースで行われるんですね。

2012全英オープンゴルフ動画（コース：ロイヤルリザム＆セントアンズ）▼

リンクスのラフは本当に凄まじいですね…。

（上記動画の1分26秒あたりでラフ内の
ボールを探しているシーンなどを参照）

全英リンクスコースの特徴

・アンジュレーションに富んだフェアウェイ
・深いバンカー
・あるがままに草が伸びたラフ

全英オープンゴルフ開催コース一覧と開催回数▼

全英オープンゴルフの開催コースの中で圧倒的に有名なコースは
セントアンドリュース（セントアンドルーズ）ですよね。

上記のコースの中では、

「セントアンドリュースが最もスコアが出やすい」

と言われています。

直近のセントアンドリュース開催、
2010年の優勝スコアは−16でした。
（優勝者ルイス・ウーストハウゼン）

2015年の全英オープンゴルフで再び
セントアンドリュースが開催地となる予定です。

ちなみに、昨年（2012年）の開催コースは、
ロイヤルリザム＆セントアンズ。

優勝スコアは−7でした（優勝者アーニー・エルス）。

2013年全英オープンゴルフ開催コース「ミュアフィールド」ってどんなコース？

ジャック・ニクラウスが「世界で1番好き」と言った
レイアウトの美しい世界最古のゴルフコース「ミュアフィールド」

ミュアフィールドは、1892年に初めて全英オープンゴルフ
を開催してから今回で16回目という伝統あるスコットランド
のゴルフコースで、

ホールによって方角が変わり、
風の読みが難しいコースとして有名です。

ミュアフィールドでの最小優勝スコアは−13
（1980年トム・ワトソン）。

前回開催の2002年大会の優勝スコア
は−6（優勝者はアーニーエルス）でした。

もっとも、今回（2013年）は総距離を前回（2002年）
より158ヤード延長し、

新たにバンカーを増設するなどして、
タフなコースに改造しているようです。

松山英樹選手も、練習ラウンドで

「なんて難しいコース。帰りたくなってくる」

とぼやいているみたいですが、

専属キャディーの進藤大典さんは
全英オープンゴルフを3度経験してるので、
コース対策は心強いでしょう。

コース対策といえば、たこつぼのような深い
ポットバンカー対策として、片山晋呉選手は
「昇龍拳（ゲーム：ストリートファイターの技）」
のような打ち方を試みているらしいです。

本番で片山選手の昇龍拳を見てみたいですね。

なお、ミュアフィールドでは、

青木功選手が全英オープンゴルフの1ラウンド最小スコアとなる
63ストロークという記録を残しています。

また、前回大会（2002年）は丸山茂樹選手が
首位と1打差の5位タイに。

これらの過去の結果で考えると、ミュアフィールドは
日本人には相性の良いコースといえそうです。

2013年全英でミュアフィールドに挑戦する日本人の出場選手一覧▼

どうしても、2013年全米オープン10位の松山英樹選手
に注目してしまいますが、復調してきている藤田寛之選手、
その他の選手にも良い意味で期待を裏切ってもらいたいですね。

ミュアフィールドは女人禁制？？

ミュアフィールドは女人禁制のゴルフクラブです（2013年7月16日現在）。以前マスターズ開催地オーガスタについても同様の議論がされましたが、政治家やカトリオナ・マシュー、ローラ・デービースら英国の女子トップ選手が、
全英オープンゴルフが女人禁制クラブであるミュアフィールドで開催されることに不快感を示しています。