宅建の1週間前でも役立つ記憶術&勉強方法!合格を確実にしよう。

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A「893-4936」

B「123−4567」

あなたはどちらの方が覚えやすいですか?

Bの「123-4567」ですよね。

Kioku

宅建の1週間前〜前日の直前期に必要なのは、
正確に記憶すること。

「名誉を毀損された者の慰謝料請求権は相続の対象になるの?」

「農地法の3条(権利移動)は農地委員会の許可でOKなの?」

「専任媒介と専属専任媒介の違いは?」

などなど、数多くの論点を正確に覚えていくことが必要ですよね。

記憶の基本は「繰り返す」です。

でも・・・

「とにかく勉強時間が確保できない・・・」

私もそうでした。

毎日残業で11時〜12時まで仕事は当たり前。
帰りの電車で勉強しようとしても爆睡してしまう。

仕事しながら勉強時間を確保するのって難しいですよね。

そこで、この記事では勉強時間を短縮するための記憶のコツについて
「宅建試験に役立つ」カタチで整理してご紹介していきます。

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宅建1週間前からのスパートを約束する記憶術&勉強方法

「今すぐ記憶力をアップしたい」

という人には・・・

記憶力がUPする音楽(BGM)動画↓

このBGMは受験生などに人気あるみたいです。

でも、YouTubeってのがちょっと使いづらいですよね。

そこで、スマホをお持ちの人に使って欲しいのが次の無料アプリです。

記憶力UPの無料アプリ「Genilax」

Genilaxはシンプルな無料のアプリで、
音で脳に刺激を与えるサウンドアプリです。

アプリに入っている音源はたったの5つ。

宅建の勉強のためにテキストや問題集を机に出しても、

「集中力が続かない・・・」

などの悩みを持つ人に特にオススメです。

スクリーンショット 13 08 23 23 43

無料アプリ「Genilax」の特徴

  • 脳波を『α波~θ波』に優勢にする音源
  • 脳内のストレスが減少
  • 記憶力や集中力、創造力などを増強
  • 音源は5つ

実は、このGenilaxというアプリは、過去に「アルファ・シータ」という
名前で製品化されていたものなんです。

私はその時から使用していました。

当時は確か30,000円前後の金額で販売されていたんですが、
「10万円と言われたら10万円払っていた」と思います。
記憶力&集中力の違いがハッキリと実感できたからです。

そんな怪しい記憶力増強マシーンを無料アプリというカタチで、
0円で利用することができます。

いちおう有料版もあるみたいですが、
機能制限があるわけではないので、無料版でOKですね。

Android版、iOS版のどちらにも対応しているのでスマホを
お持ちの人は是非ダウンロードして使ってみて下さい。

私はApp StoreでGenilaxと検索してダウンロードしましたが、
公式HPからダウンロードすることも出来るみたいです。

宅建の直前1週間の集中力、記憶力を上げたい、
でも努力はしたくないという人は忘れずにダウンロードして下さいね。

Level3という音を聞きながら勉強して、
疲れてきたらRelaxという音に変えて5分〜10分程度の休憩を取る
という使い方が私のお気に入りです。

⇒「Genilax」の公式HPはこちら

「法令上の制限 重要項目」の忘れにくい覚え方

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「記憶が強化される(忘れにくくなる)には、
『目的』や『必然性』といったものが重要なんです」

脳神経外科医の築山節(つきやまたかし)先生の言葉です。

宅建の1週間前の追い込みでも、「目的」や「必然性」
を導入することで効率的な記憶が可能になります。

例えば、法令上の制限。

法令上の制限が苦手という人に多いのが、
「イメージが沸かない」というものです。

イメージできない言葉や文章って覚えるのが難しいですよね。

かといって、実務経験がない人はイメージ出来ない
のが普通だと思います。

「イメージできない」⇒「法令上の制限の攻略は難しい・・・」

となってしまいます。

そこで、次のような場面を頭に入れてみて下さい。

法令上の制限の知識はどんな場面で使うのか?

例えば、役所調査の場面。

不動産実務では役所に調査に行くことがありますが、
特に重要な担当部署が次の4つです。

  • 都市計画課
  • 宅地開発課
  • 道路課
  • 建築指導課

「用途地域や計画道路、都市施設の有無」を調べるために
都市計画課に行って質問する。

「道路が建築基準法上の道路に該当しているか?」
を調べるために建築指導課に行って質問をする。

などが代表的な役所調査になります。

神経質な上司やお客さんに役所調査の結果を報告する。

という場面を想像して、情報を整理して下さい。

情報を使う場面を想像することが、その情報を覚える
目的や必然性を強化します。

記憶力UPに効果的なので是非やってみて欲しいと思います。

次にやってみて欲しいのが、
表をつくることです。

論点の名前 法令 主な場面
地域地区などの定義 都市計画法 造成工事
開発許可等 都市計画法 造成工事
都市計画制限 都市計画法 造成工事
土地区画整理組合 土地区画整理法 造成工事
仮換地、換地処分の効果 土地区画整理法 造成工事
許可制と届出制 宅地造成等規制法 造成工事
形態規制(日彰規制など) 建築基準法 建築工事
道路の規制 建築基準法 建築工事
建築確認 建築基準法 建築工事
用途規制 建築基準法 建築工事
単体規定(災害危険区域など) 建築基準法 建築工事
事前届出制と事後届出制 国土利用計画法 契約
知事への届出が必要な取引 国土利用計画法 契約
農地法3〜5条 農地法 契約

上記の表は宅建の法令上の制限に関する重要項目一覧表です。

  • 造成工事の場面
  • 建築工事の場面
  • 契約の場面

という不動産実務の場面をカタマリとして各項目を整理してみると、
各項目が若干イメージしやすくなると思います。

「脳の中の情報は出力されるときに統合される」

表をつくるという作業は、「情報の圧縮」という記憶の技術です。

記憶のコツ=情報の圧縮

1234567

「覚えることをカタマリに分けて圧縮する」

それが記憶のコツです。

「123-4567」

この数字は覚えるのがすごく簡単ですよね。

なぜか?

答えは、無意識に情報を圧縮しているからです。

「123-4567」という7個の数字(7個の情報)を、

「1から順番に7まで」

という、一つの情報に圧縮しているから簡単に記憶できるんです。

一方、「893-4936」という数字は情報の圧縮が難しいので、
なかなか覚えられないと思います。

大切なのは、圧縮可能なカタマリを見つけること!

例えば、上記の「893-4936」は次のように2つの情報に
圧縮することが可能です。

893⇒ヤクザ

4936⇒4×9=36

どうですか?

カタマリを見つけて情報を圧縮する。
それだけで効率的な記憶が可能になります。

「でも、どうやって?」

では、もう少し具体的に説明することにします。

情報を圧縮して効率的な記憶を可能にする具体的な方法

情報を圧縮する方法はいくつかありますが、
代表的な方法は次の3つです。

  • 表にする
  • ストーリー化
  • ゴロ合わせ

では、順に説明していきますね。

「表にする」とは?

前述の法令上の制限の表もそうですが、

例えば、下記の直前期用のテキスト↓↓

上記のテキストは「表にする」ことで情報を大幅に圧縮すること
に成功しています。

「どんな表を作れば良いのか分からない」という人は
この本を参考に圧縮のコツをつかんで欲しいと思います。

「ストーリー化」とは?

Story

「『感情を伴わせる』ことで記憶を強化することができます」

脳神経外科医の築山節(つきやまたかし)先生の言葉ですが、
これは何となく分かりますよね?

「へぇ〜なるほど!」

「面白いな〜」

「ドキドキする」

などの感情とともに記憶した情報は、忘れにくいのです。

そして、感情を伴わせるのに有効なのがストーリー化です。

ちょっと以下のストーリーを読んでみて下さい。

〜売主が瑕疵責任を負わないとする特約(業者間)〜

「社長、東日本不動産の佐藤さんから電話です」

スズキ不動産でスズキ社長が昼食を食べていると、
事務の恵子さんの声がした。

「はい、スズキです」

「東日本不動産の佐藤です。いつもお世話になります」

「どうも、どうも、佐藤社長。こんにちは。
いつもお世話になっております。今日はどうしましたか?」

「スズキさん、池袋3丁目のビル売りに出してますよね?
あのビルを弊社で買いたいんです」

「『池袋3丁目ビル』ですか、ありがとうございます」

「明日にでも御社にお伺いしてお話したいのですが、
ご都合はいかがですか?」

「午前10時はいかがでしょうか?」

「はい。それでは明日の午前10時にお伺いいたします」

「はい、お待ちしています。では、明日」

スズキ社長は電話を切り、『池袋3丁目ビル』を売るための
売買契約書(売契)ドラフトを作り始めた。

売契を作っていると、ビルの建築工事を請け負ったのが、
請負金額が安いという理由で初めて使った業者だった
ことを思い出した。

また、『池袋3丁目ビル』の5階と6階は空室で、
ビルを建ててから一度もテナントが入居したことがなかった。

「設備の不具合とかの瑕疵(かし)が心配だな・・・」

とスズキ社長は不安になった。

「よし!」

スズキ社長は契約書に、次の特約を記載することにした。

「売り主(スズキ不動産)は瑕疵担保責任を一切負わない」

さて、この特約は有効でしょうか?無効でしょうか?

〜〜〜ストーリー終わり〜〜〜

答えは「有効」です。

上記のストーリーは、

業者間(宅地建物取引業者同士)の契約の場合、
売主が瑕疵責任を負わないとする特約も有効である。

という論点を伝えています。

結論だけだったら、2行で終わりなんですが、
ストーリーにすることで「覚えやすく忘れにくくなる」
という効果を狙っています。

ストーリーにすることで、「業者間の瑕疵担保責任」という論点が、
感情を伴った記憶として脳に刻まれるわけです。

機械的な情報を感情記憶に圧縮しているとも言えますね。

試験日の1週間前になっても「どうしても覚えられない」
項目があったらストーリーをつくることを検討してみて下さい。

上記のストーリーは比較的リアルな不動産取引になっていますが、
感情が揺れるストーリーなら何でもOKです。

例えば、

とある日の午後、重要事項説明書(重説)を上司に提出したら・・・

上司の怒号が室内に響いた。

私の周りの女性社員たちはクスクスと笑い出した。

「てめぇ、大卒なのに使えない野郎だな!私道負担の有無が書いてねーぞ」

「えっ、私道負担は無かったから・・・」

「馬鹿野郎!私道負担は有っても無くても、『有無』を記載するんだよ!」

「すっすいません!」

「すいませんじゃねー。申し訳ございませんだろ。社会人何年目だよ?」

「申し訳ございませんでした」

「じゃあ復唱しろ。私道負担は?」

「有無を重説に記載」

「おい、ついでに覚えておけ、建物賃借の場合は記載しなくてもいいからな」

「ありがとうございます」

以上。

クソ上司に怒鳴られたらムカつきますよね?

感情とセットで宅建の重要事項を記憶して下さい。

「ゴロ合わせ(語呂合わせ)」とは

Senmu

宅建の勉強でゴロ合わせを活用している人は多いと思います。

受験勉強では年号を覚える時に活用しますよね。

1192年(いい国つくろう〜)

794年(なくよウグイス〜)

などが有名です。

宅建でもたくさんの語呂合わせがありますが、

例えば、開発許可の面積要件について・・・

『専務のミミが一大事』

という語呂合わせについて解説します。

開発許可の面積要件のゴロ合わせ

  • 専務の「専」は1,000㎡で市街化区域です。
  • 専務の「務」は面積要件無しで市街化調整区域です。
  • ミミの前半の「ミ」は3,000㎡で非線引都市計画区域です。
  • ミミの後半の「ミ」は3,000㎡で準都市計画区域です。
  • 一大事の「一」は10,000㎡で都市計画区域外です。

まぁゴロ合わせは最後の手段ですが、
数字などを覚える時は便利なので活用していきましょう。

宅建の1週間前〜当日の心構え

「勝つべくして勝つ・・・!」

試験日当日に覚えているかどうか?

結局のところ、宅建で35点前後の合格点を取れるかどうかは、
その一点で決まります。

曖昧な部分をそのままにせず、あらゆる手段を使って正確に記憶
して欲しいと思います。

「賭博黙示録カイジ」というマンガの中で次のような
興味深いセリフがあります。

「偶然に『命』を張るのは犬猫ケモノのやることや」

「人間は・・・その勝負が重ければ重いほど勝算に張る」

「頭で勝たにゃあ あかん」

もしかしたら、あなたは合格圏内から遠いところに
いるのかもしれません。

でも、吐き気がするぐらい頭を使って、勝算を見つけて
欲しいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

専門学校の模試や講座の活用について
大手の専門学校の模試や直前講座はお金に余裕があれば活用することをオススメします。TACの『やまかけ3日漬講座』やLECの「とにかく6点アップ!直前かけこみ講座」などですね。詳しくはこちらのBlog記事を参照して下さい。

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