シングルマザーの生活とは?シングルマザーを支援する制度のご紹介!
安藤美姫さんが、女児を出産してシングルマザーに
なったことで、シングルマザーの是非について
様々な議論がされていますね。
「シングルマザーってなんかカッコイイ気がする」
なんて意見も耳にします。
シングルマザーの生活の現状や支援する制度
について整理してみました。
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シングルマザーの生活とは?
シングルマザーとは、
「一人で子どもを育てる母親のこと」
厚生労働省の国民生活基礎調査では、
「母子世帯」という言い方をしています。
昔は母子家庭って言葉が一般的でしたよね。
シングルマザーの8割は離婚が原因です。
初めから選んでシングルマザーになった訳ではない。
そんな一般女性にとって
「1人で子供を育てながら一定の収入を確保する」
のはとても大変なことですよね。
安藤美姫さんや安室奈美恵さんと一般女性を
一緒にくくることは出来ません。
シングルマザーの割合は1.6%(平成23年国民生活基礎調査)です。
100人に1人以上2人未満という状況なんですね。
世帯数でいうと、76万世帯。
シングルマザーの割合は離婚の増加とともに年々増加しているようです。
日本の全世帯のうち経済状況が「苦しい」
と感じている世帯が60%程度です。
それに対して、シングルマザーでは80%が、
「(経済的に)生活が苦しい」と感じているんですね。
シングルマザーの雇用形態はパートなどが50%弱。
多くのシングルマザーが低収入に苦しんでいる。
それがシングルマザーの現状といえます。
シングルマザーを支援する制度
シングルマザーを支援する制度をピックアップしました。
代表的なシングルマザー公的支援制度▼
- 生活保護
- 児童扶養手当
- 児童手当
- ひとり親家庭等医療費助成制度
- 母子寡婦福祉資金貸付
- JR通勤定期の特別割引(3割引)
- 所得税・市府民税の軽減
- 水道料金下水道使用料の減免
- ひとり親家庭生活支援事業
※児童扶養手当と児童手当は要件を満たせば、
両方同時にもらうことが可能です。
入居には「収入がない」等の条件が必要ですが、
自治体が運営する母子生活支援施設という施設があります。
在所可能期間は2〜3年、期間終了後には公営住宅に
優遇されて入れるシステムになっています。
ハローワークには、「マザーズハローワーク」といって
「子育てをしながら就職を希望している」人たちの
就職支援を目的としたコーナーがあります。
「ひとり親家庭自立支援促進事業」については
下記を参照して下さい。
都道府県・市区町村によって公的支援制度は様々です。
1人で悩まず、住んでいる市区町村にある担当部署に必ず相談して下さいね。